「据え置き」にしたのは、ラッキーもあるのだけれど、職種が営業職から企画職に変わったこと。もともとやりたかった職種でもあったので、正直これによってモチベーションが格段に上がった(ように周りからは見えてないかもしれないけど、笑)。
始めてみてわかるのは、(ちょっとエラソーかもしれないが)新人には務まらない職種であるということだ。自分がベテランという意識は皆目ないけれど、システム面、営業面をやってきて、バランスを考えながら新しいものを生み出す、または課題を解決していくというのは、それなりに現状やこのマーケットをみてきていないとできないと思う。
よく新卒で「企画やりたい!」「広報やりたい!」とかアピってる学生もいるが、実際ほとんどそういった部署に配属される割合が少ないのは、そもそもそんなに人数が必要ないという理由もあるけれど、まずその職場の現状や市場環境を把握できていないとまったくツカイモノにならないから、という理由もあるだろう。ただ、何度も言うが自分が企画職でいきなり即戦力になれてるとは思っていない。これからそうなるためにも、今は目の前の課題を潰しながら勉強の日々である。
話は戻ってなぜ「据え置き」になったかということだが、実際に何社か受けてみて、何社かは落ちて、何社かは通過した、または通過しそうだったことで、実際に決断するフェーズに至って悩んでみて現状と比較した結果、そうなった。これまで実際に受ける前に、全部で5社5名のキャリアコンサルタントと面談をした。案件のみを紹介してくるコンサルタントもいたが(そういう人間をコンサルタントと呼んでいいのか知らないが)、中にはじっくり自分のキャリアについて一緒に考えてくれる人もいた。その言葉でも、こんな言葉が印象的。
とにかく現状と“比較”をする。いろんな会社と会ってみて、そこが自分と合うかどうか、待遇や職種が自分の理想と合致しているかどうか、自分がそこで働いているイメージを持てるかなど、様々な観点で“比較”をしてみて、視野を広く持つこと。もしそこが自分のニーズと合致していたら、そこに行けばいい。そうでなければ現状維持でいい。無理はしない。イキオイで飛び出さない。かといって井の中の蛙にならない。そして、活動をしてみて、自分と合う企業がなければ、いったん立ち止まってみる。コンサルA
自分が転職したい理由を考える。現状に不満があるから転職を考えるのだから、それが何かを書き出してみる。給料なのか、職種なのか、業界なのか、人間関係なのか。そして次に、転職したらそれを本当に解決できるのかどうかを考える。たとえば人間関係で不満があるから、なんてことはないだろうが、たとえばそんなのは次の転職先でも絶対同じことが起こる。どこの会社にも合わない人はいる。現状のほうがまだマシなんじゃないかと考えてみる。職場の体制に問題があると思うなら、それは自分で解決できないかどうかを考える。逃げ出して別の会社に移っても、そんな完璧な体制の会社などほとんど存在しないのだ。コンサルB
10年後の自分をイメージする。10年後、どうなっていたいのか。どんな自分でいたいのかを具体的にイメージしてみる。この時代、広く浅く経験してきたゼネラリストは求められない。営業でもSEでも計画でもマーケでもなんでもいい。何かに特化したスペシャリストであることが、これからの社会で生きていくには重要な素質なのだ。コンサルC
転職とは、人生のチューニングだ。働く理由をレーダーチャートに書き出し、それぞれを5点満点で描いてみる。そうするとどこに不満があるかがわかってくる。次に、それをどのような形にしたいかを考える。ただしそのとき、現状の合計点数が変わらないように調整する。何かを得るためには、何かを犠牲にすることと隣り合わせの関係にある。(エンゼルバンクより)
総じて、自分がなぜ転職を考えたかというポイントが重要で、自分の場合、給料面と業務内容を中心に改善を検討していた。このままWEB系がいいのか、もう少し基幹系システム系の業界がいいのか、コンサルがいいのか、コンサルといっても業務コンサルなのか、報酬を求めるなら戦略コンサルなのか、そんなのは自分に務まるのか、はたまたもともと憧れていた運輸業界がいいのか、金融はどうなんだろうか、商社系は?など、業界を問わず見てみたことが始まりで、そこからの消去法というスタンスをとってみた。そのため、受けた中にはかなりエラソーな態度をしてしまった会社もあって、いろいろとりあってくれたエージェントにも申し訳ないこともした。
ただ、転職活動は新卒の就職活動とは違い、自分をいかにして売り込むかという点がポイントで、いわば自分という「商品」を買ってもらう「営業活動」であると思っている。だからこそ「なんとかして御社に!」といったいわば「叩き売り」はしてはいずれ後悔する。お互い対等な立場でオトナな交渉が必要なんだと思う。「自分を採用すると御社にはこんなメリットがあります」というようなセールストーク(=キャリア)をどれだけ語れるかを簡潔に記した提案書(=職務経歴書)をもって切り込んでいく。それが正しい姿なんだと思う。
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実際には踏みとどまったのでこれ以上エラソーなことは書けないけれど、この活動自体はサラリーマンを続けていく上で非常に有意義なものになるはずなので、転職する気があってもなくても、自分のキャリアを形成していく上では職務経歴書を書くというのは非常によい活動だと思う。自分の場合、調子に乗って外資も受けてみようなんて考えたものだから、英文職務経歴書も書いてみた。書き方の文化が全くことなるので、どんなに立派な経歴を積んできても、A4サイズ1枚にまとめるのが普通で、内容は箇条書きで「結果」のみ。自分の場合、半分が営業職の経験だったので、「営業成績」を「数字」で記述するのみだ。確かに年俸+インセンティブ(≠ボーナス)が主流の文化では、個人業績というのは非常にシビアに測られるもので、対外的に自分を表現できるのは数字のみといってもそんなに言い過ぎではないだろう。外資系キャリアコンサルからはかなり熱心に指導を受けたが、これはこれで社会を知るいい刺激になった。外資なら給料高いしー的な甘ったれた考えを早い段階で摘み取ることができてよかった。
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企画職はまだ3ヶ月目といったところで“成果”を出していない。「企画」というよりはまだ既存を見直すフェーズが大きいので、まずはそれをきっちり捌き、本来の企画として一定の成果を出せた頃には、もう一度自分のキャリア形成を考えてみたいと思います。人生、楽しんだもん勝ちなんで。
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